中日産学シリーズ作品出版前のウォーミングアップミーティングは万聖書園で開催

2019年09月27日

2015年から発足し、様々な企業家、経営者チームを率いて日本の研修を行った4年が経ちました。移動教室で講演を行なった各テーマの集大成とも言える弊社オリジナル研修読本「明治維新百年」を企画しています。

(「明治維新百年」の一部内容は弊社のwechat 公衆アカウントに載せています。)

炭九学社(碳九学社)馮新氏の協力により、いよいよ企画が始動します。

そして、そのウォーミングアップミーティングとして、万聖書園(万圣书园)で弊社代表取締役高玉セン氏の講演会を開催いたしました。


ご覧になる前にマジで言っておきたいですけど、ここ、本当にやばいですよ!!→(編集者の叫び)

見た目重視の日本(違わないでしょう…)にとっては理解しづらく、講演会はこんな地味な場所でいいのかと疑問するでしょう。多分今の中国でもそう理解している人々が多いでしょう。

ただ、謙遜謙虚というのは、仕草、マナーなど誰でも見れば分かるものだけではなく、「能ある鷹は爪を隠す」という気遣いがあると言っても良いでしょう。それはある種の傲慢でもあり、強者の淡白とも言えるでしょう。万聖学園のことを調べたら思わずこれを書きました。どうか、最後を見てください。

<開始前、いつものよう、異才達が集まっています。>
<ちょっと渋くて暗いオープンニング>

いよいよ開始、本日のテーマは、「脱欧入亜、近交遠政」、です。

ふむ、うなづく。

まず、馮新氏より本日の流れを説明しています。

いよいよ登場した講演先生、の写真ではなく、聞入れすぎて写真撮るのを忘れたじゃないか、おいカメラマン!

よって、写真飛びますね。

<何かをまとめた後、一度沈黙に落ちた視聴者達、そして、考え込む高先生。 場を設けてますね、引っ張るね。>
<講演後、異才達と交流している様子。>

背景紹介

<碳9>と馮新

「碳9」と中国語の「探究」と同じ発音を因んで命名したという、「探究式学習」を意味する。

<碳9学社>は創業者たちを集まり、勉強と人脈を広げるためのオンラインとオフラインの団体、アンジェル投資者と創業者をうまく繋がるための新型友愛会でもある。その後投資業界で<碳9資本>の名を響き渡らせる。

<碳9資本>は早期ベンチャー企業を投資するエンジェル投資機構である。名の通りに、強烈な企業家精神と学習能力を持つ創業者たちを掘り出し、<碳9資本>がサポートすることで、ベンチャー企業の成長を加速させ、さらにその成長の規律を研究します。


 馮新、南京郵電大学電信工程科から卒業後、南開大学商学院からMBA称号を取得した。

zhen fund(真格基金:2011年より米セコイア・キャピタル中国が創立した早期投資機構)と「レノボ投資」(2012年より君連資本 legend capitalと改名した)を経て、この<碳9資本>の創始者となった。

企業成長、企業家精神、学習方法論などの研究テーマにおいて独自な視点と考えを持つ。代表案件として、科大迅飛(AI音声識別)、找鋼網(鋼鉄業界オンライン産業チェーン電子EC)などが挙げられる。

 

<万聖書園>

日本のおしゃれ書店と全く違く、インテリア要素をなくし、純粋な学術的な書店として異様な存在です。本屋、書店とか、日本の呼び方が色々あるよう、中国でも書店、書舎、書社、書局、書院、書苑などたくさんありますが、「書園」と言えるのは二つしかありません。それは万聖書園と季風書園です(後者が2017年に閉鎖しました)。

書園は民営の独立書店の中で、重要な地位を占めている。この二軒は共に90年代創立した機構として、創始者も知人であり、季風は万聖が開設した4年後成立した。

「万聖」という名前は、元々創始者の誕生日は10月31日ハローウィン(中国語訳万聖節)が由来だったが、中国最も有名な独立書店として知り渡れた時に、個人のものではなく、公衆と文化を代表すると解釈され、英語名も「halloween bookstore」から「All Sages Bookstore」となり、本棚にある本は万人の聖者(民衆)が作り上げたものと意味を表している。20年が経っても、その純粋な学術性が不変で、北京大学と清華大学この二大名学校の知識と文化を代表し、国内と海外の学者、エリート達に評価されました。

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